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日本人のためのコスチュームジュエリー

コスチュームジュエリーとは、ダイヤモンドなどの貴石、金・銀などの貴金属を使わず、服とジュエリーを装っている本人が最も美しく調和するようにバランスをもって創られ、宝石以上にすばらしい存在感をもっているアクセサリーのことです。もともと宝石といっても自然がつくった石なのですから、コスチュームジュエリーは人間が作り出した宝石といえるのではないでしょうか。

 

コスチュームジュエリーというジャンルが形になってきたのは18世紀頃から。貴石や貴金属を使ったジュエリーは富の象徴として見せるためのものであったのに対し、人々が戸外へ遊びに出たり、ふだん室内でくつろぐ時に装うために身に着けられるようになったのでしょう。

 

20世紀に入り、ガブリエル・シャネル(通称:ココ・シャネル)がシンプルなドレスに似合うアクセサリーとして、さらにミリアム・ハスケルが繊細なハンドワークを駆使して独自のすばらしいコスチュームジュエリーを製作して次第に一般の女性達の支持を得て今日に至っています。

ヨーロッパ・アメリカで発展してきたコスチュームジュエリーですが、わたしたちは日本人には日本人の美的感覚、価値観にあったコスチュームジュエリーが必要と考えます。本サイトで日本人の感性で創り出すジャパニーズコスチュームジュエラーとその作品の紹介を通じて、日本のコスチュームジュエリーを発信し文化として育みたいと考えています。日本のコスチュームジュエリーを心ゆくまでお楽しみください。

コスチュームジュエリー大全書籍画像

日本人のための

​コスチュームジュエリー

文化を育みたい

貴金属、金、プラチナ、宝石などの高価な材料を使って作るジュエリーとは区別され、ファッション性を重視して作られたコスチューム・ジュエリーは、流行の装いや世相に合った、時代を反映するものを次々と生み出してきました。そんなコスチュームジュエリーブランド60以上の貴重なコレクションをブランドの背景とともに紹介します。そのほかコスチュームジュエリーの歴史やエピソード、つけ方、メンテナンスの方法などの基礎知識、制作の基本的なテクニックなども掲載。本書は、コスチューム・ジュエリーのコレクターにとっても、ジュエリー作家にとっても、資料となる本といえます。

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